ブレーキパッド交換の巻(フロント編)

用意する物 ジャッキ/ウマ/クロスレンチ(19mm)/輪留め/7mmHEX/マイナスドライバー/ピストン戻し

まずは車を上げない状態でフロントのホイールボルトを緩める。(フロントはサイドブレーキが利かない為、上げてから外そうとするとタイヤが空転する)
続いて車体を持ち上げる。ジャッキポイントは前後、ホイルベース内の「もっこり」してる部分か、アームの根元。空いた方にウマをかける事!

持ち上げたらフロントのアルミを外す。

外すとこうなる。赤いサスはスポアバ標準装備のアイバッハ。まずキャリパー表側のスプリングをマイナスドライバーで取る。
跳ねる事があるので押さえておく事。取れたらキャリパーを外す作業に入る。

キャリパー裏側にこんな黒いゴム部分がある。メクラ蓋がしてあるのでコイツを外す。するとボルトが出てきます。
コイツは7mmのHEXで留まっている。上下1本ずつあるのでこれを外す。

こんな形状。ラテン車の多くはこのパターンらしい。この2本が外れればキャリパーが外れるので引き抜く。
パッドを外してピストン戻しでピストンを戻す。(変な日本語だ…)

ピストン戻しは1000円もしないので買っておくべし。またプントはピストンが完全に奥まで戻らず、若干出っ張った状態で止まる。
無理に押し込んでいくとピストン戻しが壊れます。^^;
後は逆手順で組み上げて行く。パッドを押さえるピンは戻し辛い。
オイラはまず下側をはめ込み上側は穴に押し込みつつ、先端部分をドライバーでこじって引っ掛けて取付けている。
車を降ろしたらまずアルミの増し締め。そしてブレーキを数回踏んでピストンを適正位置に戻す。エンジンをかけてやるように。
装着してから直に100%の性能は出ないので注意。最初は利きが微妙に甘いです。多分慣らしの問題。
100〜200km走ったら必ずアルミを増し締めする事。